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妻は課長の女に


border="0" cellpadding="0" cellspacing="0">






52
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:08:05 ID:ulMs4IVX

俺は、ある中堅電子機器メーカーの係長(34)。


係長だなんていっても、年齢に応じてくっつけられたような名前だけの、



部下なし係長だけど。

そして専業主婦の妻(29)と長男(1)の3人家族。

世間的には、ごく普通の家族モデルみたいな家庭だよ。

ただ、いろいろな経緯があって長男は俺の遺伝子を受け継いではいないん

だ。。。



うちの妻には他に男がいてね、その男の子種を仕込まれてしまったものだ

から、最初はずいぶん葛藤したんだけど、受入れる事にしたんだよ。

半分は、自分で望んだ事の結果なのだからね。

誤解しないで欲しいんだが、妻の事も子供の事も、心から愛しているし、

妻の子宮に長男を仕込んだ男の事は、ちっとも恨んでなんかいないんだ。

それどころか、俺は今の自分のポジションにも、(コレは妻にも内緒なん

だが)けっこう満足しているんだよ。




53
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:08:57 ID:ulMs4IVX

事の始まりはそもそも3年ほど前の事なんだけど、
うちの会社は大企業の

子会社で、俺の仕事は営業なんだが、飛び込みセールスみたいのは一切な

くて、既存の受注先を御用聞きして回るだけの、自分で言うのもなんだけ

ど、誰でもできるような仕事さ。



ただ、既存の顧客との付き合いは親密で、社長の自宅で取引先を招いてホ

ームパーティをするような、アットホームな商売方式なんだ。

もちろん営業社員も夫婦で参加するし、逆に言えば、それも仕事の内みた



いな職場だよ。

そもそも俺には、確かに寝取られ願望はあったんだ。

けど、それはほとんどの同類がそうであるように、妄想の中だけのささや

かな趣味で、隠れてスワップ雑誌を読んだり、2ちゃんの寝取られスレを

読んではハァハァ言ってる程度の、ホントかわいい物だったんだ。これか

ら話す妻の裏切りに遭うまではね。

いや、妻は俺を裏切ってなんかいなかった。少なくとも俺のためにと思っ

てした事なんだから、俺は妻に愛されていたんだね。今でもそうだと思う

んだが。。。




54
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:09:50 ID:ulMs4IVX

しかし驚くべき事柄というのは、ある時突然にやっ
てくるものなんだよね 。

例のホームパーティから8ヶ月、課長婦人の里帰りから3ヶ月ほどが経っ

たある日、俺は普段そんな事をする奴じゃ決してないんだが、買い物に行

った妻の携帯がリビングに置き忘れられてるのをふと見て、なんとなく手

に取ってみたんだ。すると、以前はロック機能なんか使ってなかったはず

の妻の携帯は、「暗証番号を入力してください」と表示されていて、1234や

0000では開かなかったんだ。



それだけなら別に不審に思うほどではなかったんだけど、その携帯をテー

ブルに置いた瞬間、着信音が流れ、番号表示の欄には、「○○」、と、M課

長の下の名前が表示されたんだ。

俺は出るわけにも行かず、放っておいたんだけど、鳴り終った後の携帯か

らは、留守番メモの音声が流れ、M課長の声が聞こえてきたんだ。

「あっ、真沙美?俺だけど、ちょっと声が聞きたくなってね。また電話す

るよ」と、たった20秒の録音機能だが、確かに本体からは、普段のM課長

からは想像できない、甘ったれた声が聞こえてきたのさ。

恋人同士のようなその口調から、二人の関係は容易に想像がついた。

普段寝取られマゾスレッドを読んでハァハァしてるような俺でも、その時

はさすがに全身が総毛立つような、嫌な気持ちがしたものさ。






55 :クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:10:38 ID:ulMs4IVX

俺は妻のいない時を見計らって、ロック機能に安心
しきっている妻の携帯

を手に取っては、0000から順番に、指が攣るほど暗証番号を試していった

。0205…M課長の誕生日(と後で判明した)番号で、ついにロックは破られ

、俺は妻のメール履歴、フォトデータフォルダ、発着信履歴を食い入るよ

うに物色した。



甘い愛の言葉、プリクラの様に装飾されたツーショット、半裸の妻、バス

ローブ姿の彼、どこかの観光地、テーマパーク「ディステニーランド」のパ

レード、そしてたった一枚ではあるが、彼のイチモツに嬉しそうにキスす

る妻…(ピースサインつき)…orz

俺はすぐにPCを立ち上げ、コネクタをつないでソフト「軽薄電話」を開き

、画像を取り込んだ後、妻の携帯を元通りにロックして、そっとテーブル

に置いた。

それから数週間、俺はその画像をネタに自慰を重ね、激しい嫉妬と興奮に

もだえた。射精の後には激しく鬱になりながら…




56
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:11:33 ID:ulMs4IVX

しかし刺激はエスカレートする。

俺は妻の口から、彼を褒め称える言葉が聞きたくて仕方がなくなってきた



のだ。

メールではさんざん彼に対して、俺よりずっといいと書いてあったが。



俺はある日ついに、改まって妻に話を切り出した。

 「正直に話して欲しい。

 どんな答えが返ってきても怒らないし、君への愛情は変わらない。

 M課長とのことについて、すべて話して欲しい」

妻は一瞬表情を凍りつかせた後、両手で顔を覆って、わっと泣き出して

 「ごめんなさい、ごめんなさい!

 あなたに不満があったわけじゃないの!

 彼に熱心に誘われて、何度か食事やお酒を飲むうちに

 あの人につい、引き込まれてしまったのよ!

 ごめんなさい、ごめんなさい…」

俺は妻の手を取りながら(そして実は勃起しながら)言った。

 「いや、いいんだ。俺に足りない何かを彼が持っていて、

 それを君の中に満たしてくれたのだとしたら、

 俺はM課長を恨まないよ。

 まして君と別れるつもりも、嫌いになったりもしないだろう。

 けれど俺が恐れるのはね、

 君にとって俺が、もうどうでもいい存在なんじゃないかと、

 君の心すべてが彼のものになってしまっているんじゃないだろうかと、



 それが心配なんだよ。

 それに彼は俺の仕事上の得意先だ。

 激しく迫られたら、断りづらいだろうとも思うし、

 もしかして君が、僕のために自分を差し出したりはしていないかと思っ

 てね・・・」




57
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:12:06 ID:ulMs4IVX

妻は顔をぐしゃぐしゃにしながら答えた。

 「そう、そうなのよ!

 最初は、あなたの仕事の不利になるんじゃないかと思って、

 断る事ができなかったのよ。

 でもね、彼と付き合ううちに、いつの間にかあなたといても

 彼の事ばかり考えるようになったわ!

 あなたに秘密を持って、いい気になっていたのよ!

 最低の女だわ…ごめんね、ごめんね…」




58
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:12:53 ID:ulMs4IVX

俺としては、編集部員D子の出てくる話のごとく、
妻を取り上げられて自

分を貶められたいのだが、なかなか現実には難しい。ましてM課長のほう

に、そんな趣味があるとも思えない。あったとしても、現実と妄想は、あ

まりに隔たりがある。M課長は、奥さんの妊娠中の浮気相手として真沙美

を選んだだけだろうし、真沙美もこの通り、俺を失うまいと必死になって

いる。俺も実際、貞操帯をつけて暮らすなど、不自由すぎてついて行けま

い。だから俺は、とりあえず、この千載一遇のチャンスを、どうにかして



公認浮気の状態に持って行く事にした。

「わかったよ。そうだとしても(最低だとしても)、俺は君を手放したくな

いんだ。今まで一緒にやってきたんじゃないか。」

…無言の真沙美。

 「でも、こうなってしまった以上、M課長が君を気に入っている間は別

 れたりできないよね。僕も仕事上、ちょっと困るよ…

 だから、当分君はM課長の女でいてくれ。

 言っている意味は、わかるね?」




59
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:13:37 ID:ulMs4IVX

…無言でうなずく真沙美。

 「たぶん、奥さんの出産が終わって彼が自由の利く身でなくなれば、自

 然に関係はなくなっていくだろうから、

 その時まで、彼の望みをすべて受入れ続けてあげてくれ。

 この方法がいちばん、3人それぞれのためになるんじゃないかな?」

妻はひとしきりなきじゃくった後、無言でうなずいた。

そしてその日、俺たちは、約1ヶ月ぶりに夫婦の営みを持った。今まで妻

の画像でオナニーばかりしていた俺には、ひさしぶりに抱く妻が初々しく

て、しかもM課長の後にするという倒錯感がたまらなかった。




60
クレクレくん:2005/12/05
(月) 23:13:58 ID:ulMs4IVX

それからというもの、妻は時々M課長に呼び出され
ては、情事を重ね、俺

はそんな妻を深夜に玄関先で出迎えては、マゾヒスティックな欲望を燃え

上がらせた。



M課長とは、彼の求めるままにナマでやり、俺はこれまでどおりにコンド

ームを使用して妻を抱く。

危険日以外には当然のように中に射精されてヌルヌルとあわ立つ妻のアソ

コは、ゴム越しにとはいえ、自分の道具のサイズをあざ笑うかのように弛

緩して感じる。

妻に尋ねてみる。彼のサイズは、俺と比べて同なんだい?最近、とてもす



んなり入ってしまうから、ひょっとして彼のサイズに合わせてカラダが変

化しているんじゃない?と…

妻によると、彼のサイズは僕に比べて、長さはさほど変わらないのだが、



太さが倍くらいあるそうで、ゴムつきで受入れるのは痛いそうで、なんと



最初にナマを求めたのは、彼女の方だったというのだ。

しかしナマで入ってしまうと、アソコを征服されているような、不思議な

重量感があるらしく、俺と比べても、結婚前の男たちと比べても、彼のは

「男の名器」なのだそうだ。



そりゃあ、そんな立派な一物の後に入れてしまうのでは、俺の道具では妻

の膣内をスカスカに感じてしまうのも無理はない。




61
クレクレくん(第一部完):2005/12/05
(月) 23:20:16 ID:ulMs4IVX

来週、M課長婦人が出産を終えて課長宅に帰ってく
る。

そうなれば、M課長から妻への誘いも、ひとまず落ち着くだろう。

俺としてはさみしくもあり、ホッとしたりもするのだが、実はここ最近、



妻に来るべきものがこない状況が続いている。

俺は常にコンドームをしていた。

課長は危険日以外、ナマで中に射精していた。

近所の婦人科に受診しに行った妻が、玄関を開けて帰宅する。

そして最初にこう言った。





「出来てるって…」






name="116">131
クレクレくん:2005/12/10
(土) 22:17:45 ID:No0uyYt7




 「できてるって…」

その言葉を聞いた俺の心は、激しく動揺した。

確かに妄想の中では、その状況を望んで興奮もしていたのだが…

 「そ・そうか」

しばらくの沈黙の後、「で、どうする?」

俺はおずおずと聞いた。

 「どうするって…」

真沙美は困惑の表情を浮かべながらうつむいた。

 「そうだな、俺がしっかりしなければ、君からはなんとも言えないだろう」

妻がなんと言って欲しがっているのか、正直わからなかったが、俺は自分の思うままに答える事にした。

 「こうなったのも、半分は俺の責任なんだし、君のおなかの子を、今すでにかわいいと思うんだ。

 だから、俺の子供として、育てたいが…どうだろう?

 M課長だって、自分の妻子があるのだから、君を離婚させて自分の妻にとまでは考えてないだろう。

 そもそも法律では、婚姻中に妻が産んだ子は、夫の子と推定すると…」

そこまで言うと、妻は強い口調で言った。。

 「法律なんかどうだっていい!」

叫んだと言った方が正確だろうか。

 「ありがとう。わたし産むわ!間違いなくM課長の子だろうけど、本当に一緒に育ててくれるのね?」

俺が無言で、しかし妻の目をみてうなずくと、妻ははっきりとした口調で言った。

 「わたし、M課長とはもう会わない。連絡もしないわ」

意外な言葉に、俺はさらに動揺しながら、

 「ちょ、ちょっと待ってくれ。そんな、事を荒立てるようなやり方はよくないよ。

 どうせ彼の奥さんは来週には実家から帰るんだし、

 荒立てるようなことがないように、今までM課長との仲を続けていたんじゃないか」




name="132">132 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/10
(土) 22:19:18 ID:No0uyYt7

俺がそう言うと、妻はゆっくりと頭を横に振り、


 「ごめんなさい、すべて正直に伝えると約束していたのに、全部は伝えていなかったわ。

 あなたを愛しながら、彼とは付き合っていたはずなのに、いつの間にか、

 セックスについては彼との方が良くなっていたの…

 愛撫の仕方も、アレのサイズもカタチもね。

 今あの人と終わっておかなければ、

 わたしはあの人なしではいられなくなっちゃうわ。ううん、今だって…」

俺はなんと言っていいのか、言葉が見つからなくて押し黙ってしまったが、

 「でも、それでも、あとしばらくだけ、俺のために…、頼む…」

と言うと、妻もそれ以上は反論しなかった。

その後も夜半まで、妻との話し合いを続けたが、

結局、翌日には俺は御用聞きの仕事中に、M課長にそっと耳打ちする事にした。

 「課長、実は妻のことで少しお話が…」

M課長は一瞬、ぎょっとした顔で私を食い入るように見たが、

 「ここではナンだ、お互い仕事が引けてから、近くの喫茶店ででも。いいね?」

と言うと、また、仕事の話を続けはじめた。しかしさすがに動揺は隠せないようで、

M課長なら普段はしないような言い間違いや書類の間違い、資料の添付忘れなど、

凡ミスを連発していたのが、私には少し、救われたような感じがしてならなかった。

喫茶店で待ち合わせをした俺と課長は、

コーヒーをすすりながら、お互いにいつになくとつとつとした会話を交わした。

切り出したのは俺だ。

 「実は、妻が妊娠しました。そして、ここ最近の課長との関係を告白しました」

課長の顔から血の気が引く。




name="133">133 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/10
(土) 22:20:42 ID:No0uyYt7

 「いえ、勘違いしないでください。結論から言う
と、

 なにも慰謝料を払えとか、責任を取れだとか言いに着たのではないのです。

 子供は私の子として育てますし、この事を公にするつもりはありません。

 そんな事は、妻も私も望んでいないのです。課長も、そうでしょう?」

そこまで言うと、課長はやっと重い口を開いて、

 「むむ…、すまない事をした。あまりに君の奥さんが魅力的でな…

 それに、知っている通り、うちの家内はずっと実家に帰っていて、来週ようやく…」

 「ええ、知っています。だから今後は課長もそうそう簡単に家を空けられないでしょうけれども、

 そのう、私としてはですね、今後とも妻をよろしくお願いしたいのです」

重苦しかった課長の表情が、キツネにつままれたように脱力し、口がポカンと開く。

 「すまない、話が見えないのだが、つまり、その、それは…?」

 「ええ、つまり、お忙しい事でしょうけれども、これからも妻を楽しませてやって欲しいのです。

 ダメでしょうか」

 「あ、いや、え?? いいのか?」

 「はい、妻の身体には、課長の下半身がとてもよくフィットするそうなのです。

 それはもう、私とする時の妻の様子からも、間違いない事のようです。

 今回の妊娠も、その結果だとして、だから私も受入れるつもりでいるんです」

ここまではっきり言ってもなお、課長は状況がよく飲み込めないようだった。

しかしそれは通常当たり前の事で、

課長の判断力や理解力がことさら悪いとか低いとかという話ではない。

しかし、少しの沈黙の後、M課長もようやく、

 「わかったよ、しかし、それで君は本当にいいんだね?」

 「ええ、今日はそれをお願いしに来たのです」




name="134">134 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/10
(土) 22:21:35 ID:No0uyYt7

ここまで言うと、ようやくM課長も緊張がほぐれた
のか、

アルコールの出る店へ河岸を変え、今後の条件を話し合える状態になってきたのだった。

そこで話し合って決めた事は、大雑把に言うと、こんな事であった。

○M課長は、ご家庭でも自分の奥さんをしっかりと満足させながら、

 時々は真沙美を外に誘い出して、この数ヶ月間と変わらぬ態度と愛情を保つ。

○私はM課長が真沙美に対してする事に、一切文句を言わない。

○子供は、私の子供として育てる。

あまりにも常軌を逸した不倫の和解案だと、われながら思う。

M課長がなかなか理解できないのも無理はない。

結局、妻が身重の期間と出産後しばらくの間はM課長との頻度はほとんどなく、

俺は妻と共に子育てに集中する事ができたわけだが、

長男も1才半を過ぎ、ひと頃よりは手がかからなくなってきたのが現在である。



M課長(43)

M課長婦人(29)

M課長長男(2)

俺(34)

妻(29)

俺の長男(1)

そしてこれから先にはM課長の逃避と俺たち夫婦の迷走が始まるのだが、

この時はまだ誰もそのことには知るすべもないのである。







name="144">146
クレクレくん:2005/12/12
(月) 21:44:51 ID:V5wAaLSN




めまぐるしい2年余りの時間だった。

妻の妊娠中はともかく、長男を出産してからは、妻も俺も子育てに忙殺されて、

妻もM課長とも2~3ヶ月に1度くらいのペースにまで落ちていた。

そこら辺は、普通に0才児をかかえる夫婦と変わりないものであった。

普通の夫婦でも、こうしてセックスレスになっていくものなのだろうか。

むろんケースバイケースではあるのだろうが。

ただ、わが家では俺が率先して子育てを手伝って時間の工面をしていたので、

はたから見れば「共同参画社会」のお手本のような子育てだ。

育児休暇も半年だけ取得し、俺はわが社の男性育休第二号ともなった。

俺は現代の模範的な夫と周囲から評されるくらいだった。

よって真沙美は平均的な0~1才児を抱える母たちより、

はるかに充実した性生活を送ってきたと言えるだろう。

ただ、その相手が、夫である俺ではないというだけで…





name="147">147 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/12
(月) 21:45:19 ID:V5wAaLSN

実際問題、情けない面はある。

M課長が俺の妻に産ませた子の世話を俺がしている間に、

妻はM課長に連れ出されて情事にふけっているのだから、

他人が知ったら俺は純然たる被害者だろう。

しかし前にも言ったとおり、この状況に満足している俺ガイルのが現実だ。

そしてM課長自身、この頃には、この関係が少し重荷になってきていたのだが、

俺はまだそれに気づいていなかった。

たまたまの妻の浮気があり、たまたまそれが俺の知るところとなり、

俺は当時の状況を利用して、以前から抱いていた寝取られマゾ願望を叶える事ができた。

妊娠までは想定外だったが、日々ふくらんでいく妻のおなかを眺めては、

M課長のタネを仕込まれた事の被虐感に酔いしれた。

自分の性癖のために生命をもてあそんでいるとの批判もあるかも知れないが、

俺は(誰も信じてくれなくても無理はないが)、長男を本心からかわいいと思うし、

立派に育てようと思っている。

継母や継父による虐待事件が連発している日本の中で、

俺は本心からそう思っているし、金も時間も手間も、

長男の養育にふんだんに当てているのだから、

とやかく非難されるような事はしてないつもりではある。

とにかく、今の俺にとって長男の健やかな成長が、なによりの楽しみなのである。

世の父親たちが感じるような子供への愛情があり、

また、そのタネを他人に仕込まれたという屈辱感も常にある。




name="148">148 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/12
(月) 21:46:07 ID:V5wAaLSN

一方妻は、俺が妻にM課長との交際を頼んだ時に本
人が危惧していたとおりに、

すっかりM課長の、正確にはM課長のペニスの虜になっていた。

やはり妻いわく、「M課長は、男の名器」なのだそうだ。

ただ大きいとか、ただ硬いとかの話ではなく、

妻の膣にとってM課長のイチモツは、

ぎっちりと入り込めるぎりぎりの太さと長さなのであり、

コンドームの薄皮一枚追加しただけでその微妙なバランスが崩れてしまうほど、

妻の膣は、M課長のペニスを受入れるために用意された物のような、

また逆に、M課長のペニスは、妻の膣に挿入するために用意された物のような、

抜群の相性なのである。

それだから妻は、俺を心から愛しながらM課長との交わりに絶頂を味わい続けられるのだそうだ。

ただ、それでも2人目の子は、俺のタネを宿したいと言ってくれている。

こんな俺は、寝取られマゾとしては幸せすぎる人種なのではないだろうか。

さて、子供も、ひと頃よりは手がかからなくなり、

(1歳半ではまだまだ手のかかる年齢だが、それでも0歳の時よりは格段に楽になった)

M課長への妻のおねだりも、最近はまた増えてきているのだが、

M課長の方では自分の家庭の事もあり、少々手を焼き始めたと言うのが現実のようだ。

現在、それを証明するような「事件」が起き、俺は対応に苦慮している。

いや、実は苦慮どころか、さらなる屈辱感を与えられて、

今よりさらに低い身分に落とされる事に戦慄すら覚えるのだが、

本当にこのまま進んでしまってよいものか、

やはり社会的な倫理観のような物に苛まれているのである。

本音を言えば、俺にとっては大歓迎の話なのだ。




name="149">149 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/12
(月) 21:47:18 ID:V5wAaLSN

単刀直入に言うと、M課長の部下の妻が妊娠中で、


その部下であるK主任の、賄い婦をしてくれるように頼まれているのである。

M課長の考えは明白だ。「共犯」が欲しいのである。

やはりM課長にとって俺の妻は、課長の奥さんが妊娠中にした火遊びの相手であり、

奥さんが戻っているいま、真沙美を自分の女にしておく事は、

爆弾を抱えているような不安の方が先にたつのだろう。その心情は理解できる。

だが不用品を払い下げるように、俺の妻である真沙美を部下にくれてやるとは、

あまりにも侮辱的ではないか。

俺は確かに、課長が真沙美をどう扱っても文句を言わないという条件で妻を差し出した。

だから「払い下げ」についても、一切文句を言ってはいけない立場だが、

いくら寝取られマゾでも、これほどの扱いまでは想像していなかった。

妻は、課長に抱いてもらいたい一心で、どんな男にも抱かれるつもりだそうだ。

課長に捨てないでいてもらえるなら、ソープで働いて貢げと言われても従うだろう。



俺も、あまりに強い刺激にクラクラしてしまいそうだが、結局この話を受けるつもりでいる。

返事をする約束の日は明日だ。




name="159">159 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/13
(火) 00:13:01 ID:nZE9Zo4R

翌日俺は実家に長男を預け、

居酒屋で妻と共にM課長と3人で会い、

妻を彼の部下の賄い婦にする事に同意した。

賄い婦などと言ってはいるが、

身の回りの事から夜の伽までなんでもありだ。

しかし今回は、K主任の奥さんが実家に帰る予定はないため、

ほとんどホテルか俺の自宅での性接待が主になるだろうという。

その条件を飲めば、K課長は真沙美をこれからもかわいがってくれるという。

そして課長は言った。

 「では、今からK君をここに呼ぶから、お互いに親交を深めてくれるか」

 「え?今からここにですか?」

 「ああ、それで私の時のように話し合って条件を詰めて欲しいんだ。

 お互いトラブルにならないように」

 「はぁ…」

妻はうつむいたままだ。

まるでこれから売られていく「商品」である事を自覚した奴隷のように。




name="160">160 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/13
(火) 00:13:41 ID:nZE9Zo4R

到着したK主任と合流すると、K課長は俺たちの紹
介を始めた。

 「こちらは光菱電気工業のSさん、と、その奥さんだ、ご挨拶してくれ」

 「はい!国防省のKです!ヨロシクお願いしますっ!」

そもそもM課長の職場自体が体育会系なためなのか、

それともこの人物の「素」なのか分からないが、

野太く覇気のある声でK主任は挨拶をした。さらにK課長が続ける。

 「大雑把には前にも話したが、Sさん夫妻は特殊な趣味の持ち主でね、

 性欲の強い肉体派の男に、その奥さんが妊娠中とか、

 やる事がやれない状況の男にね、奥さんを貸してくれるんだよ。

 で、奥さんが他の男にやられる事で、Sさんは満足するわけなんだ。

 私もね、最初はなかなか理解に苦しんだが、

 まぁ、無料で貸してくれるというんだから、

 ありがたく自分の奥さんとやれるようになるまで、

 お借りしておいたらどうだい。

 私もこの2年ほど、だいぶ世話になったよ。

 お古を押し付けるようで悪いが、

 まぁ結婚しろといってるわけじゃないんだから、

 気楽に付き合ってやったらいいと思うよ。どうだね?」

いや…その説明は微妙に違うのだが…と、内心思っている俺にK主任は、

 「ありがとうございます!これからよろしくお願いします!」

と、すでに自分にあてがわれた女だと思い込んでしまっているかのように、礼を言った。

 「じゃあ、今夜から早速お世話になります!」とか、

かなり強引に、結局有無を言わせてもらえない形で妻はK主任の物になった。

無理矢理そうされたと言うより、

あまりにはっきりとした態度で臨まれて当然のようにそうなってしまったのだ。

そのため俺は、M課長のときのように精神的に優位に立って条件をまとめる事が出来なかった。




name="161">161 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/13
(火) 00:14:32 ID:nZE9Zo4R

9時過ぎ頃、居酒屋を出た俺たちは、4人でタク
シーに乗り、K課長が一番先に降りた。

おもむろにK主任が言う。

 「それじゃあ、早速一戦お願いします!俺のような若手は、あまり給料も高くなくて、

 そのう、ホテルよりもSさんのお宅で奥さんをお借りしたいのですが!よろしいですか!」

(こ・声がでかい!!タクシーの運転手が明らかに変な顔をしている!)

 「あ、ああ。じゃあこの辺で停めてください」

まだ家まで少しあったが、運転手に運賃を払うと俺たちはそそくさとタクシーを降りた。

こう声が大きいと、夜道ではかなり目立ってしまうし、

さっきのような事を大声で言われてはたまらない。

俺たちは無言に近い状況で10分くらい歩いて自宅マンションまでたどり着いた。

 「おじゃまします!」

K主任は玄関口で大きくそう言うと、妻に案内されてリビングへと通った。

ビールとつまみでひとしきりの雑談をした後、K主任は、

 「あの!そろそろ奥さんをお借りしていいでしょうか!

 あの!居酒屋から、俺!もう我慢できなくて!」

というので、あまりの迫力に俺も抵抗できず、

 「え、ええ、どうぞ。寝室は廊下を少し戻って右手の扉です」

と、ホテルマンのように彼を案内してしまった。

リビングに布団を敷いて使ってもらうつもりだったのだが、

結局、迫力に圧倒されて夫婦の寝室に案内してしまったのが情けない。

「え?ちょ…シャワーを…」

妻が慌てていったが、K主任の鼻息は荒く、「自分は大丈夫です!」

呆然と見送る俺、壁一枚隔てて、

いつも俺と妻と子が眠る寝室でシャワーも浴びずに強引に押し倒される妻。




name="162">162 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/13
(火) 00:15:50 ID:nZE9Zo4R

壁を隔ててナニを取り出し、しごく俺…


name="163">163 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/13
(火) 00:17:25 ID:nZE9Zo4R

俺の絶頂はすぐに来た。ドアに精液が飛び散り、急
速に興奮が冷める。

しかしそんな事にはまったく関係なく、

ドアの向こうではギシギシと軋むベッドの音、

グチュグチュパンパンという淫猥な音。

俺は何もかもが絶望的になり、その場にうずくまった。



どれくらいの時間がたったのだろう。30分か1時間か。

ドアが開いて、K主任がのそりと姿をあらわす。

そしてズボンのチャックからちんぽをぶら下げてうつむく俺とドアの白濁液に目をとめる。

 「ご馳走さまでした!

 あ、自分でしてたんですか!

 そんなら言ってくれれば中でシコッてもらってもよかったんですが!

 次からは遠慮しないで言ってください!」

まるで悪びれた様子がない。

部屋をのぞくと妻が全裸で、大股開きのままひきつけを起こしたようにピクピクとしている。

充満する性の臭いの中で、その股間からは大量の精液の逆流が噴き出していた。

 「生で中に出したのですか?」

するとK主任はキョトンとして、

 「いつでも生中OKだときいてましたが…ちがうんですか!?」

まったく当然の事をしただけなのに、何を言っているんだろう、この人は?といった表情だ。

 「あ、いえ、ありがとうございました」

思わず、俺はお礼など言ってしまい、まったく自分でわけが分からなくなってしまった。

だが、したたり落ちる精液を見ているうちに、またムクムクとあそこが天井を向き始め、

 「あ、あの、精液の後処理をしてもいいですか?」

すると彼はピンと来たらしく、

 「ああ、やっぱりそっちの趣味ですね!

 ええ、いいですとも。どうぞ、Sさんの口で後処理をお願いします!」

と、俺の腕をつかんで妻の前に連れて行き、

大きな手で俺の頭を抑えて、妻の股間のまん前に顔を持っていった。




name="164">164 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/13
(火) 00:20:48 ID:nZE9Zo4R

俺はうながされるまま脱力状態の妻の股間に口をつ
け、

白く泡立つアソコの泡を舐め取ってはすすり、

膣内に舌を入れてK主任のザーメンをすくい取って飲み干した。

そんな俺に、彼はさらに言った。

 「俺、あいにく男そのものに興味はないんで、

 俺のチンポの後始末まではさせられないんですけど、

 小便くらいなら、口あけてくれればできますけど、

 どうしますか!」

ああ、明らかに彼は、このようなプレイの経験者だ。

M男の喜びそうなツボを心得ている。俺は力なく、

 「お願いします」

と、口をあけて彼の前にひざまずいた。

半立ちの彼のイチモツから、射精後の尿意の産物が、いや、はっきり言おう、

小便が俺の口に注ぎ込まれた。

妻はトロンとした目で、その様子を見ている。



結局その日、さらに復活したK主任がもう一度妻に中出しし、

ザーメンと小便をもう1セットいただいた後、

彼を送り出し、子どもを迎えに行ったのは、日付が変わってからだった。






name="180">180 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/18
(日) 22:49:22 ID:4sW086lR




そして数日が経ち、今日も俺は得意先回りだ。

M課長のところにも寄り、K主任とも顔を合わせた。

仕事にまつわる雑談くらいしかせず、

エレベーターに乗って1階へと行き、次の得意先へと移動する。

相手も(そして俺も)バカではない。

心中ではいろいろあるが、相手の職場で生々しい話などしようはずもない。

そして予想していたとおり、移動中の車中で携帯にメールが着信する。

 「こんにちは。Kです。そろそろ溜まってきたので、

 今夜あたりまたお願いしたいのですが、

 ご都合は大丈夫ですか?私は19時にはあがれると思います」

お願いしたいなどと書いてはいるが、

彼の心中では、真沙美は上司からまわしてもらった情婦で、

自分の所有するダッチワイフのような気持ちでいるに違いない。

俺の勝手な思い込みだろうか。いや、そうではないだろう。

だが、相手のそんな態度が俺の心を激しく揺さぶり、

マゾヒスティックな感覚を呼び起こすのだ。

承諾する旨のメールを返した俺は、続いて妻の携帯に連絡を入れる。

妻も了解し、夜までにカラダの手入れなどをしておくそうだ。]




name="181">181 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/18
(日) 22:49:59 ID:4sW086lR

K氏の運動量は並ではない事は、この間の夜にはっ
きりしている。

あまりにエネルギッシュなピストン運動は、

どんな繊細な前戯や愛撫より、妻のカラダをしびれさせたらしい。

M課長のもよかったが、K氏にはK氏のよさがあり、妻は喜んでいた。

俺が見比べたところ、俺の道具の長さと太さをそれぞれ1としたら、

M課長は長さ1太さ2、K氏のは長さ1,5太さ1,5ほどである。

激しい動きに加えて、俺のサイズの1,5倍はあるK氏のナニは、

妻のいちばん深いところまで届いて子宮を突き上げるように攻め立てるらしい。

おまけにK氏は、人妻を借り受けるようなプレイにもなれているに違いなく、

妻だけでなく、俺への扱い方もなかなかのものなのだ。

あの日K氏が俺の口に放尿していた様子を、妻もフラフラの状態で見ていたのだが、

あまりに驚きながらも、腕一本動かす事が出来なかったらしい。

ただ、あまり見たくない姿だったということだ。無理もない。



しかし、俺が言うのもなんだが、

ほんの数日前までM課長の竿に夢中だった妻が、

あっという間にK主任に乗り換えてしまったのには、女の業の深さを感じてしまう。

スワッピング系の雑誌記事などによく見かける表現は、やはり本当なのだなぁとしみじみ思う。

「最初は女性が抵抗感を示すが、一度はじけてしまえば、旦那より女性が積極的になる」

という、アレだ。

ともかくも俺は残りの得意先回りを済ませて、早めに帰宅することにした。






name="198">198 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/25
(日) 00:33:52 ID:NmRkygGL

6時過ぎ頃、帰宅した俺を妻が出迎える。

メイクもばっちり気合が入っている。

K主任の来訪が待ち遠しいと言わんばかりの格好だ。



 「なぁ、真沙美。M課長の事、今はどう思ってるの?」



 「ん?どうしてそんなこと聞くの?好きよ、あなたの次にね!」



 「そうか。でも、なんか、今の真沙美は、

 K主任にすっかり入れ込んでいるように見えるんだけど…」



 「そうねぇ、彼はね、かなりすごかったわよ!

 入れてもらった時の感じはMさんの方がずしんって響く感じだけど

 彼はほんとパワフルな感じね!

 うふふ…わたしも気持ちとは切り離して

 アッチを楽しめるようになっちゃったみたい。

 若い頃には考えられなかったけどね」



 「そうか。なんだかちょっと、M課長の時とは違って、

 真沙美が本当に彼だけの物になっちゃうような気がしてさ。

 心配しすぎたね。

 それにM課長の子を連れてK主任と再婚なんてありえないしね」



 「そりゃそうよ!そこまで心の広い変態さんなんて、あなたくらいだわ」



 「へ・変態?」



 「違うの?自分の妻を取引先に差し出すだけでもおかしいのに、

 その上あなた、それで興奮してるじゃない。

 この間なんて跪いてKさんの精子舐めたりおしっこ飲んじゃったり!

 あなたがあんなドMだったなんて、ぜんぜん気が付かなかったわ!」




name="199">199 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/25
(日) 00:34:51 ID:NmRkygGL

「う・うん。まぁ、確かにそうだな…」



 「いいわ!あなたには感謝してる。

 だってこんなに気持ちいい事が世の中にあるなんて、

 知らなかったもん」



真沙美はいたずらっぽい笑顔で答えて、テーブルに食器を並べ始めた。

並べながら、さらに話を続ける。

 「ねぇ、二人目の赤ちゃんなんだけどね、Kさんのでいい?」



俺はさすがにびっくりして、聞き返してしまった。

 「えっ!?まさか、この間ので!?」



 「ううん。あの時はぜんぜん安全日よ。

 でも今日はね…かなり危険」



 「じゃあ、コンドームを付けてくれるようにお願いしたら…」



 「えー?あたし、ナマのよさに目覚めちゃったのよ。

 それって、あなたの責任なんだからっ!

 それにあんな力強い男性の子供だったら、

 きっとスポーツ万能でしょ?だめ?」



ここ最近の妻の変貌に、

俺はすっかり追いつかれ、追い越された気さえする。

結局俺は、妻の提案にいやおうなく同意させられた形で、

到着したK主任を自宅に迎え入れ、宴もたけなわの頃、

K主任と妻と共に、寝室へと移動した。

子供はうまい具合に寝ていてくれている。




name="200">200 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/25
(日) 00:35:35 ID:NmRkygGL

前戯もそこそこに、K主任はベッドに座ったままで


妻の身体を軽々と持ち上げ、座位の形で抱きかかえて挿入した。

激しい上下運動を、K氏は腕の力だけで妻を上げ下げして行なっている。

妻は断続的に「はぁぁ!」と声を上げながら、絶頂を味わい、

しばらくすると、K氏も背筋をのけぞらせて、一発目を発射した。

妻はベッドの上に降ろされると、

ふらつきながら俺の前にやってきて、

俺に寝そべるよう手をかざして指示すると、

その寝そべった俺に、顔面机上の形で座り込んだ。

脱力仕切ってへたり込むような座り方で、

俺は顔面を思い切り圧迫されながらも、なんとか鼻で呼吸をした。

愛液と精液の入り混じった匂いが鼻をつく。

 「はぁ…はぁ…あ・あなた、これ、好きでしょう?」

トロンとした目つきで、舌をもつれさせながら、俺のために、

ここまで歩いてきてくれたらしい。

俺は「うん。ありがとう」といって、滴り落ちるザーメンを飲み干した。

実際には「ふぉん。ふぁりはほう」という、

間の抜けた声になってしまってはいたが。



それが終わると、K主任も俺たちの方へやってきて、

「まだまだ終わりませんよ!!」と、いつものバカでかい声でいう。

脱力している妻を、俺が背後からM字開脚に抱えてK主任が挿入。

K主任のために、俺が妻の身体を上げ下げする。

妻と俺が69の形になって、妻のバックから、K主任が攻める。

目の前でK主任の袋が揺れ動き、

激しい竿の出し入れをする度に、飛沫がとびちり顔に降り注ぐ。



狂乱の宴は、いつ果てるともなく、深夜まで続いたのだった。






name="207">207 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 01:37:23 ID:Ro6cixhe

それから数ヶ月が経った。

刺激的な「貸し出し」プレイでさえも、

回を重ねるとマンネリになってくるから不思議でもある。

刺激は常にエスカレートし続けるものらしい。

さらにK主任もあまり自由にできる時間が取れなくなってきた。

危険日も含めて、妻は彼に何回も中出しを受けているのだが、

結局K主任の子は宿らなかった。

俺は半分ほっとしているし、半分残念な気持ちもある。

しかしこれで良かったのかも知れない。

経済的に子供は二人が限界なので、

その場合は自分の子供は作れなくなってしまう。

俺としてはそれもまたそれで、

不可抗力的にそうなったらと思うとゾクゾクもするのだが・・・



そして最近では、すっかり「場慣れ」した俺たち夫婦は、

テレクラなどで真沙美が男を漁ってはホテルに行き、

それが終わるまで俺は外で待つと言う事を繰り返していた。

さすがにどこの誰とも分からない相手にはコンドームが必須なので、

俺としては生でガンガンやりあえる身元確実な男性が欲しいところだが、

なかなかあの時のような「なりゆき」を再現するのは難しい。

ただ、妻は新しい「その日限りの相手」の道具やテクを味見するのが

楽しいらしく、他人への「貸し出し」は、

すっかり夫婦のセックスの前戯として定着した感がある。




name="208">208 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 01:37:57 ID:Ro6cixhe

そんなある日、妻がテレクラでゲットした男性がい
た。

名をN氏という。

偽名だろうけれど、テレクラでの事なので、特に気にはしていない。

その男性の言うには、SM系のサークルの主催者と知り合いで、

奴隷市場の真似事のような遊びをする会があるのだそうだ。

あらかじめ細かくOKとNGを書いたエントリーシートを提出して、

その範囲内で、参加者の男性が女性を落札し、

奴隷として性の奉仕をさせるのだそうだ。

そして次の奴隷市場で、他の男性に転売される。

だいたい売値も買値もそうそう変動しないので、

参加する男性側は、最初の1回の代金が参加費のようなもので、

その後は多少の+-はあっても、フリーに遊んでいるのと変わらない、

というシステムらしい。

女性の出費はもちろんゼロだ。



そこに参加しないかと誘われた妻は、

好奇心の赴くままにそれを承諾してきたのだそうだ。

俺は、いくらサークルの形とはいえ、誰がくるか分からない場所で、

妻を商品として出品する事にためらいをおぼえたのだが、

妻は深く興味を持ったようで、行ってみたいとせがむ。

そしてまたも断りきれず押し切られるように、俺は出品に同意したのだった。




name="209">209 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 01:38:48 ID:Ro6cixhe

1度目の奴隷市は無事に終わり、妻は明け方に帰宅
した。

妻を誘った男は、妻をある男性に売り渡し、

妻は買主の男性とホテルで一夜を共にして、

腕にはプラスチック製の輪を付けている。

外観は「ホワイトバンド」のような感じで、

片手だけのおもちゃの手錠のように、

鍵をつける部分が膨らんでいる。

プラスチックなので、その気になれば壊す事も出来るが、

よほどの非常時、たとえば急に入院するとかでなければ、

絶対に外してはいけないとの事だ。

いってみれば、見る人が見れば分かる「奴隷の証」でもある。

次の奴隷市で真沙美を買った男に、鍵が渡されるのだろう。



その奴隷市は月一のペースで続けられ、

真沙美は、ほとんどすべての参加者に買われていったのだが、

14回目にして、初めのN氏の所に買い戻された。

今では妻の性器はすっかり黒ずんで歴戦の風格を備え、

口も手も肛門さえも、男を喜ばせる技を知り尽くしている。

そして今夜、N氏が妻に課したプレイは、

いよいよ行き着くところまで行ったと言えるほどの内容であり、

K氏やM氏ですらも、想像もつかない状況であるだろう。




name="210">210 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 01:39:33 ID:Ro6cixhe

今夜の真沙美は、会員制の奴隷から路上での客引き
へと、

さらにその身を貶められる。

むろん俺も同意しての事だが、

現場について行きたい衝動を辛くも抑え、今日も俺は家で留守番だ。

場所は東京の新中久保、

ここは10年以上前、外国人娼婦の立ち並ぶ路地として知られ、

数年前には岩原知事の号令で一気にそれらが粛清された。

今ではごくたまにしかそのような女性を見かけることはない一角だ。

それでも浄瑠璃町に近い土地柄、いかがわしい匂いは常にしているし、

往時のそれに比べれば、非常に小さな規模ながら、

そういった取引がなされていても、まったく不思議がない。

というか当局の目に留まらぬ地下に潜って、されているのだろう。



今夜のノルマは1人3千円で、フェラチオ3本だ。

妻のカバンには携帯電話が2つ、

ひとつはN氏に、もうひとつは俺に繋がったまま、

妻が客を取る様子を中継している。




name="211">211 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 01:40:40 ID:Ro6cixhe

俺はイヤホンマイクをつけて、

あまりの興奮にナニをギンギンにたぎらせながら、

携帯電話から聞こえる音声に集中した。

路上で男性に声をかける様子がクリアに聞こえてくる。

 「おにいさん、おしゃぶり気持ちいいよ?3千円よ」

真沙美の声で、淫猥な誘い文句が聞こえてくる。

クリアな音質で定評のあるeuの携帯を選んでよかった!

何人かに声をかけ、最初の客がついたようだ。

 「2千円…だめぇ3千円…ううん…わかった…

 そこのビルの間で…ああ…ジジジ…静かにね…

 ジュル…ピチャ…」

俺は唾液と舌なめずりの音を聞きながら自分の竿を握りしめていた。

二人目の客、三人目の客。

真沙美は見事ノルマを達成してN氏の元へ帰ろうとした矢先…



 「ゴルァ!お前なにしとんじゃ!!」

ドスの聞いた声が耳をつんざいた!け・警察!?

しかし様子がおかしい、どうやら警察ではない。

お守り代?町のしきたり?どうやらヤクザだ!

まずい!俺はイヤホンマイクをつけたまま長男を乗せて車を走らせた。

ちょうど自宅から新中久保に向かう方向に実家がある。




name="212">212 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 02:06:30 ID:Ro6cixhe

実家に着くと、

 「会社で大変なことがあった。

 すぐ行かなくちゃ、とにかく理由はあとで!」

と、両親に長男を強引に預け、都心の方向へ走る。

走っている間もイヤホンマイクの声を注意深く聞きながら!

俺が職安通り周辺に着くまでの間に、

真沙美はすでに何回か顔をはたかれたりしているようだ。

マイクからの声が静か過ぎる。どこか屋内に連れ込まれているのか?

入り組んだコリアンタウンを徐行しながら人影を探す。

こんな事ならdoremoのGPS携帯を買っておけばよかった!!



すでに2時間近く…警察に連絡すべきか…

迷い始めた俺の左前方、雑居ビルの出入り口から、女が出てきた。

            真沙美だ。

目立った外傷はない、俺はすぐに車を止めて駆け寄った。

 「真沙美!」

 「あ…あなた…う・う・ひっく…」

あまりにも火遊びが過ぎた。

俺は泣きじゃくる妻を抱きしめて、車に連れて行こうとしたが、

悪いことに、

さっきまで一緒にいたであろうやくざたちに取り囲まれてしまった。

事務所に連れ込まれた俺と真沙美は、

床に正座させられ、ボス格と思しき男に説教をされた。

財布と携帯を没収され、

住所も本名も勤務先も押さえられた俺は、蛇の前の蛙だった・・・




name="213">213 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 02:08:24 ID:Ro6cixhe

 「天下の○○電子さんはよぉ、

 俺たち社会のダニとは違うもんだと思うとったけどよぉ、

 そこまでせにゃぁ食えんのか、アァ?」

 「ずびまぜん…すびばぜん…」

 「すみませんと違うわい、聞いとることに答えんかい!」

 ガシッ!俺の真横の床に灰皿が飛び、砕けて破片が当たった。

 俺は、あまりに恐ろしく、洗いざらい白状した。

 夫婦の変態プレイの一環だったと…

 するとボス格はしばらく思案したあと急に表情を変え、

 「わかった、

 そんなら俺らの商売を邪魔しにきよったわけではないんだな?

 そーか、そんなら、ああまでせんでもよかったなぁ」

と、テレビに端子で繋がったビデオカメラを操作し始めた。

そこには、真沙美が殴られ、蹴られ、

ここにいるチンピラ全員に犯される様子が生々しく収録されていた。

 「どだ?さっきゆうたことが全部ホントなら、これ見て嬉しかろぅ?」

俺は、妻をちっとも感じさせない、

単なる暴力の嵐のような画像に、悔しくて涙がこぼれた。

しかしそれでも目の前の男たちが恐い…

 「は・はい、その、ありがとうございました」

 「そうだろ、そうだろ、心配するな。

 こういう手荒な事はもうせんよ、なにせ、俺たちとあんたらは

 お互い役に立てる事がわかったんだからなぁ」

と、大声で笑う。




name="214">214 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 02:10:20 ID:Ro6cixhe

結局、その夜の内に、真沙美はソープランドへの就
職が決まり、

店からの前金が、店長からヤクザに支払われた。

 「きちんと毎日出勤するんだぞ。

 サボったり逃げるとすぐにわかるからな。

 おぉ、○○電子工業のY係長!」

住所も勤務先もすべて押さえているという事をアピールするかのように、

ぎょうぎょうしく俺を呼ぶこの男の名はUというらしい。

店長がそう呼んでいたからだ。



スペシャル講習と称して店長によるソープテクの伝授が、

俺とUの目の前で行なわれ、

夜半、俺は改めて事務所に戻されて、

ビデオカメラの前でオナニーをし、

出した精液を自分の手から舐めとる姿を記録されて、

俺たち夫婦はようやく帰る事ができた。

ヤクザの口止めとは、ここまでするものなのか…

N氏の携帯は、速攻で解約されており、連絡はつかない。

ついたところでどうする事もできないが…

結局、ものの数時間で日が昇り、妻の初出勤が迫る。

警察に連絡するか…

短い議論の末、しない事にした。

俺は会社へ、妻はソープへ、子供は実家から学校へ行かせた。




name="215">215 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん:2005/12/29
(木) 02:11:29 ID:Ro6cixhe

現在、妻は週に7日、10時から24時までソープ
嬢として勤めている。

生理日さえも、別のSMクラブで生理の経血好きのマニアの相手をする。

俺はとうとう、本当に、妻を取り上げられてしまったのだった…




name="216">216 : class="yiv1502134671handle">クレクレくん(完):2005/12/29
(木) 02:15:28 ID:Ro6cixhe

俺も妻も最初は楽しんでいた。

すべては大人の遊びのはずだった。

どこで、ボタンはかけ違えられたのだろうか。

ただ、妻と子に対し、すべての責任を一生に渡って負う覚悟だけが、俺にできる唯一の罪滅ぼしなのか…





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